留学の時の小話⑤~クリスマスパーティにて~
こんばんは~
今日は留学中で一番心に刺さった経験のお話をさせていただきます~
タイトルにもあるようにクリスマスパーティでのお話。
そもそもヨーロッパのクリスマスとニューイヤーの概念が、日本と真逆なんです。
ヨーロッパはクリスマスは家の中で家族で過ごし、ニューイヤーはカウントダウンのために老若男女、街に繰り出す
みんな子供のようにカウントダウンを街中でやっていた時は最高でした!
そしてクリスマスはアットホームという文化なヨーロッパに倣い、僕らもおうちパーティをしました。
僕はスペイン人とブルガリア人と3人でシェアハウスをしていて、大きなリビングがあったので、会場はうちに決まりました
僕ら3人が職場や学校などの友人を誘いパーティは行われたのですが、その時のスペイン人のハウスメイトのカルロスに言われた言葉がかなり刺さって、今回はその話です。
カルロスは25歳でお兄ちゃん的存在。バスケ好き、日本のマンガ好きで、さらにはシェアハウスの入居日が1日違いということですぐに仲良くなりました。
うちが会場ということで前日から二人で料理の準備をしていた時に彼はこういいました
「僕らは今回シェフだ。シェフはみんなのことを第一に考える。みんながみんな、食べれる物を作り、喜んでもらうのがシェフだよ」
当たり前といえば当たり前かもしれません。しかし僕には刺さりました。
ヨーロッパは留学生も多く職場も学校もいろいろな文化が混ざり合うことが多々あります。そこでは言葉のみならず宗教や文化など、根本の前提が異なる人と出会うことが多いのです。
今回のパーティにも何人かターキッシュ(トルコ人)が来てくれる予定で、料理酒やお肉がつかませんでした。
日本だったら、例えばシーフードが苦手な人がいて、シーフード料理を一品作ったとしても、食べれない人が食べないで、食べれる人だけ食べる。シーフード苦手な子は他の料理で楽しむ。
この感じが普通だと思います。
しかし海外は好き嫌いではなく宗教がかかわってきて、食べれないのレベルが違います。そういう時はシェフは「みんながみんな食べれるものを作り、喜んでもらう」ことが重要なんです。
当たり前のホスピタリティが彼には当たり前で、僕にはなかったと自覚され、とても勉強になりました。
宗教による制限はやはり地域によってはまだマイノリティ。
留学生は留学先ではマイノリティ。
LGBTSは世界的にまだまだマイノリティ。
でも、場所が違うとマイノリティはいつでもマジョリティになりうるし、逆もしかり。
重要なのは”理解すること”なのかなぁと思いました
なんか、すごい壮大なテーマになってしまいましたが、あの時はすごく感じたものがったし、今でも思いだすと、あの経験は些細なことだけれどかけがえのないものだと思えます。
そしてそして。。。。
4月末から始めたこのブログ、ほぼ毎日投稿していて様々なアウトプットをしてきました。
個人的には古着の話とか留学の話は、アツめに話せたかなぁと
これからは定期的な更新はできそうもないので、何かあったらまた更新しますね!
コンスタントに読み続けていただいた皆様には本当に感謝です
感想とか本当に喜んでいました!!!
節目の最後にブログとしてはいい内容かなぁと思えてます
めりくりです
ノジケン